遂にに決まった映画化!! …………えっ??

それは2015年4月1日、突如として広告が掲載されました。広告の内容は、『遂に実現! 貞子VS伽倻子、映画化決定!!』といったものだった。現実におけるポスターを髣髴とさせる中身には、日本のホラーが生み出した、ホラー映画史において永遠に語り継がれていく二大ホラーキャラクターが満を持して共演するといったものです。おまけにこの2人が戦うというのだ、どんなストーリーになるのかなぁと期待した人もいましたが、日付を見てもらえれば分かるようにお約束のエイプリルフールネタでした。『貞子と伽椰子が戦うってw なにっそのカオスww』といった感じで草が生えた人も多いと思います。筆者もたまたま情報を見つけた時は、もしそんなことになったらどんな映画になるかも検討が尽きませんでした。

そう、誰もが冗談だと思って流していたのです。それがどうか、昨年12月にまたも唐突すぎるほどインターネットメディアを中心としてある情報が駆けまわった。それは、『本当に実現した、貞子VS伽倻子まさかの映画化決定!!』というものです。TwitterなどのSNSにおいてもトレンドとして持ち上がっていましたが、最初に見た時は信じられませんでした。『いやいやっ、エイプリルフールネタはもう良いから、もうすぐ年度末で師走のこのクソ忙しい時期に冗談かますなんて暇なのかお前ら?』と思っても仕方がないでしょう。

ですが真実でした、公式ティザーサイトも公開されたため、誰もが目を疑った。

『……えっ、マジで??』

何がどうしてこうなった

12月に情報発信されてから現在2016年4月、公式サイトも正式に公開されて制作陣やキャストも続々と発表されていきます。もはやネタではない、ガチの映画化であることを疑う余地などなかった。最初は冗談や面白ネタから始まり、これが実現したら歴史に残るだろうとは思っても企画などまとまるはずもないと見ていたものです。何せ有名なホラーキャラクターだからといっても、そもそもの話の内容が微妙に異なるというのもあるからだ。

貞子が誕生したホラー映画『リングシリーズ』、伽椰子こと佐伯伽椰子が登場する『呪怨シリーズ』、双方ともに日本のみならず世界にその名を轟かすホラー映画として有名すぎる作品だ。しかもこれまで作品に主演してきた役者の人も大物が集っている。ざっと紹介していくと、こんなところだ。呪怨の場合はオムニバス形式となっているため、有名な方々の名前をそのまま列挙していく。

リング歴代の主演を飾った方々

  • 初代:松嶋菜々子さん
  • 二代目:中谷美紀さん
  • 三代目:仲間由紀恵さん

呪怨歴代の主演を飾った方々

  • 奥菜恵さん
  • 伊東美咲さん
  • 栗山千明さん
  • 酒井法子さん
  • 新山千春さん
  • 加護亜依さん
  • 佐々木希さん

実は結構有名な方々が出ている

女優さんだけに焦点を当てましたが、主演として活躍した方もそうですが脇に出演する人もまたすごかったりする。個人的に一番凄いと思ったのが、仲間由紀恵さんが初主演映画としてその名を知らしめることになる『リング0~バースデイ~』には、今は亡き『田中好子』さんや大物女優ながら様々な役をこなしている『高畑淳子』さんといった方が多く出演している。この時にはすでにリングという映画は日本で知られた、有名すぎるホラー映画だったことも影響しているでしょう。

ですがそうした登場人物たちが容赦なく、情けをかけられること無く呪い殺されていくわけだ。そんな多くの人々を呪い殺し続けている貞子と伽椰子、双方が同じ映画の中で共演すると言うわけだ。

キャッチコピーの内容

公開予定は2016年6月18日となっているため、まだ多くの情報が発覚していない。公式サイトの内容も非常に薄い壁一枚を隔てたようなペラペラ感となっているため、憶測の域を脱せなかった。それでも気になることは沢山ある、例えばキャッチコピーだ。

サイト上に載っている一文には、

『どっちの呪いが、最恐か』

といったものもある。検討しようがない、と言うよりは検討したくないと言う方が適切でしょう。

中には『この戦い、1日で終わる』と称するものもありましたが、1日24時間という時間もかからないだろうと思う。

実は前もって予告はされていた

2015年4月1日のエイプリルフールネタとして冗談広告が公開された時から制作が始まった、かどうかは正直定かではありません。ですが話の内容はもしかしたら水面下で進行していたとも見れるからだ。それというのも作品の映画化について一度本格的に予告が出されていた。それは2015年6月に公開された『呪怨(ザ・ファイナル)』のエンドロール後に、ひっそりと同じようにこう表示されたのです。

貞子VS伽倻子、2016年公開予定

エイプリルフールネタのことを知っていた人ならまず思ったでしょう。ここでもそんな手のこんだことをしてくるのかと、そう冗談に捉えていたはずだ。それくらいインパクトと話題性が富んでいるわけだが、まさか半年後に正式決定したとなったから驚天動地だ。ただこう考えるとやはり企画として強いが具体的にどういう内容にするべきかが焦点になるはずです。

期待は出来る、しかし下手に世界観を崩すような作品にしてはいけないのは制作陣も予想できただろう。これまで発表され続けていた作品の数々を思うと、監督はもちろん、スタッフもずっと固定というわけではありません。JAPANホラーというジャンルを築き上げた先達が残していった傑作として知られすぎているせいもあります。

今から待ち遠しいという人もいれば、見たいけど正直恐ろしくて本当に見れないという人もいるはず。筆者的には前者であり、後者でもある。元々ホラー映画はそれほど好きなものではないものの、後学として見たが何度となく見ようという気にはならなかった。ただ歴史にその名を残す、という点については大いに理解できます。